マクロの活用方法
Waffreeはマクロが使用可能です。
マクロはキーボード本体に記憶されるため、他のホストに接続した場合にも機能します。
本記事ではWaffreeのマクロの活用方法について紹介します。
※マクロでは、単純なKeypressのみ対応しています。
※マクロにパスワードなどの機密情報を入力しないでください。
活用方法
マクロを使うことで定型的な入力を自動化することができます。
例えば...
- 業務システムにログインする際の、うんざりするような長いメールアドレス
- メニューが深すぎて覚えきれないOffice系のショートカットキー
など、発想次第で様々な面倒を自動化できます。
マクロでは 、AltやShift等のモディファイアキーを組み合わせた高度な設定も可能なため、大体のキー入力はマクロによって自動化することができます。
設定方法
WaffreeToolを使って1個あたり最大32キー分のマクロを最大8個まで設定することができます。
-
キーマップ編集画面のMACROを押します
-
マクロの内容を設定します
マクロを使って入力するキーは、「空のキーを追加」、「文字列から追加」の2パターンで設定することができます。
- 空のキーを追加
- 対応している全てのキーを追加することができます
- 文字列から追加
- キー入力可能なキーを文字入力によってまとめて追加することができます
- 空のキーを追加
-
必要に応じてウェイト時間やタップ時間を変更します
短すぎるとホスト側が反応できない場合があります。その場合は時間を延ばしてみてください。
-
LAYERに戻り、任意の箇所にMACROを設定し、「書込」を押して書き込みます
今回は2番のレイヤーの「Q」の位置に登録しました。
サンプル
メールアドレスの登録
メールアドレスを毎回打つのは面倒くさいものです。
Waffreeにマクロとして保存させておけば、タイプミスなく、スムーズにメールアドレスを打つことができます。

これは、「文字列から追加」で設定すると便利です。設定後↓

エクセルのセルを結合して中央合わせのショートカットキーの登録
エクセルでセルの結合をするためのショート カットキーは、デフォルトで「Alt+H」→「M」→「M」です。
こんなの覚えられませんよね。しかし、GUIで操作するのも嫌だ...
そんな時も、Waffreeにマクロとして保存させておけば、簡単にセル結合のショートカットを叩くことができます。設定後↓

「Alt+H」はAltのモディファイアキーの設定が必要なので、「空のキーを追加」から、以下のようにモディファイアキーを設定します。

まとめ
普段から何度も同じタイピングをしているような気がする...そんなときはWaffreeのマクロを活用して作業の生産性をアップさせましょう。