開発者のキーマップ紹介
Waffreeは86キーを搭載した分割キーボードで、全キーのカスタマイズが可能です。様々なアプリケーションに対応できるよう、高度にカスタマイズして使用できます。
今回は、Waffreeの開発者が実際に使用しているキーマップを、詳しい解説付きで紹介します。
Waffree Toolとは
WaffreeToolを使えば、Waffreeのキーマップを直感的に編集できます。
詳細はこちらをご覧ください。
とあるWaffree開発者の作業内容
この記事を書いている開発者は、主に以下の業務を担当しています。
- 製品企画・検討
- ファームウェア開発
- Webサイト開発
- 基板設計・開発
- ベンダーコントロール
- 品質管理
これらの業務では、文字入力だけでなく数値入力も頻繁に行います。
また、基板開発では多くのショートカットキーを使用するため、「左手はキーボード、右手はマウス」というポジションを維持した いと考えています。
その他、メールアドレスの入力機会も多いのが特徴です。
キーマップの紹介
それでは本題のキーマップをご紹介します。
※画像をクリックすると拡大します
レイヤー | キーマップ |
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それでは、各レイヤーの詳細を見ていきましょう。
レイヤー0(基本レイヤー)
レイヤー0は日常的な文字入力用のレイヤーですが、以下のカスタマイズを施しています。
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本来CapsLockがある位置にEnterを配置
◎ 左手でEnterが打てるため、連続入力時は左右で交互に打つことができます
◎ 基板設計作業時など、右手を動かさずにEnterを押せるので効率的です -
Spaceキーの横にLayerTap(2,M)キーを配置
◎ レイヤー2はテンキーレイヤーとして活用(詳細は後述)
◎ 左手でMキーを打てることで、基板開発時のコンポーネント移動(Move)やゲームでのミニマップ確認が便利になります -
LayerTap(1,Del)キーを配置
◎ レイヤー1は接続切り替え用レイヤーとして活用(詳細は後述)
◎ 右手のポジションを崩さずに削除操作ができるため、作業効率が向上します
レイヤー1(接続切り替えレイヤー)
レイヤー1は接続方式の切り替え専用レイヤーです。
- エンドポイント切り替えキー:USB/Bluetooth間の切り替え
- Bluetoothプロファイル切り替えキー:複数デバイス間の切り替え